家を買うには何をすべき?必要な段取りと費用を徹底調査!
2020.12.28
結婚や出産を機に、多くの人が家の購入を考え始めます。マイホームは人生最大の買い物であるため、失敗や後悔をしないように住宅購入の計画を立てましょう。
とはいえ、家を買おうと思い立っても「実際に何をすればいいのかわからない」と悩んでしまう人は少なくありません。
当記事では、家を買うために必要な段取りと費用を、購入物件の種類ごとに分けて解説します。また、理想の家を買うためのポイントもまとめているため、マイホームの購入を検討している人は最後まで目を通してみましょう。
1.【住宅別】家を買う段取りと必要な費用
物件の種類には、中古住宅(戸建て・マンション)・新築分譲住宅(戸建て・マンション)・注文住宅などがあります。
どのような物件を購入するかにより、段取りや費用が異なります。
家を買うためには、綿密な資金計画が不可欠です。住宅価格・ローン金利・購入家具などを含め、必要な自己資金と将来の予算を明確にしたうえで、自分がどのような家を購入したいのかを考えて物件探しを行いましょう。
以下では、家を買う段取りとともに、必要な費用も紹介します。
1-1.中古住宅(一戸建て・マンション)を買う場合
中古住宅は、魅力的な物件を手頃な価格で購入できることが特徴です。
中古一戸建ては新築物件の約6~7割の価格で売り出されるため、予算を抑えて一軒家を購入することが可能です。 中古マンションは利便性の高いエリアに多く、希望条件を満たすような人気物件も豊富です。
以下は、中古住宅の購入における段取りと費用です。
①物件見学 | |
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内容 | 必要な諸費用 |
情報サイトや不動産屋で希望に合う物件を探し、見学を行います。 | – |
②購入・住宅ローン事前審査の申し込み | |
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内容 | 必要な諸費用 |
購入する物件が決まった際に、住宅ローンの仮審査を行います。 | – |
③売買契約 | |
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内容 | 必要な諸費用 |
売主と売買契約を結びます。 |
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④住宅ローン本審査・契約 | |
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内容 | 必要な諸費用 |
住宅ローンの本審査に通れば、金銭消費貸借契約を締結します。 |
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⑤引き渡し | |
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内容 | 必要な諸費用 |
リフォーム工事を行う場合、引き渡し後に施工する流れが一般的です。 |
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中古住宅では物件購入費用のほかに、リフォーム代も必要となります。
住宅ローンの中には、リフォーム代も借り入れに含めるものもあります。
不動産会社や金融機関に相談して、資金計画を立てましょう。
1-2.新築分譲住宅(戸建て・マンション)を買う場合
新築分譲住宅は最新の設備が整っており、住宅性能も優れているという特徴があります。
住宅にかかる維持費も安く、購入時の税制優遇が手厚いという点も新築分譲住宅を購入する魅力です。
以下は、新築分譲住宅を買う際の段取りと費用です。
①物件見学 | |
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内容 | 必要な諸費用 |
物件が完成前の場合は、ショールームやモデルルームで商談をします。 | – |
②購入・住宅ローン事前審査の申し込み | |
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内容 | 必要な諸費用 |
住宅ローンの仮審査を行います。 |
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③売買契約 | |
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内容 | 必要な諸費用 |
新築マンションが建設中の場合は、フローリングや電球などのオプションを選択することが可能です。 |
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④住宅ローン本審査・契約 | |
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内容 | 必要な諸費用 |
住宅ローンの本審査に通過後、金銭消費貸借契約を結びます。 |
【新築マンション】
【新築一戸建て(建売住宅)】
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⑤引き渡し | |
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内容 | 必要な諸費用 |
新築分譲住宅では、引き渡し前に購入した物件を最終確認する立会い検査が行われます。 |
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新築分譲住宅の場合はフローリングワックスなどのオプションが豊富なため、物件購入価格と一緒にインテリアや設備に投じる予算を明確にしておきましょう。
1-3.土地を買って注文住宅を建てる場合
注文住宅では、設備や間取りなどを自分好みにデザインすることができます。
ほかの物件に比べて手間やコストはかかりますが、理想の家づくりが可能です。
以下は、注文住宅の購入における段取りと費用です。
①土地探し・住宅メーカー探し | |
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内容 | 必要な諸費用 |
モデルハウスを見学し、土地と住宅メーカーを探します。 | – |
②土地の購入・売買契約 | |
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内容 | 必要な諸費用 |
土地を購入し、売買契約を結びます。多くの場合、住宅メーカーが土地を紹介してくれます。 |
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③建築請負契約 | |
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内容 | 必要な諸費用 |
建築会社と建築請負契約を結びます。工事費用は、契約時・着工時・上棟時・引き渡し前の4回に分けて支払う方法が一般的です。 |
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④住宅ローン審査の申し込み・契約 | |
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内容 | 必要な諸費用 |
住宅ローンの本審査に申し込み、金銭消費貸借契約を結びます。 つなぎ融資が必要となる場合は、別途利子や手数料が発生します。 |
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⑤引き渡し | |
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内容 | 必要な諸費用 |
引き渡し前には竣工検査を行い補修期間が設けられるため、竣工検査から引き渡しまでには2週間程度の期間が空きます。 |
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注文住宅では外観や内装にかける費用により、必要な経費が大きく異なります。
土地代と建築代にかけられる予算を明確にするだけでなく、土地代と建築代の支払い時期も忘れずに確認しましょう。
2.理想の家を買うためには?
注文住宅では間取り・材質・設備などを自由に選べるため、自分好みの家を建てたい人に人気があります。
しかし、マイホームは「一生に一度の買い物」であり、慎重に選ぶ必要があります。
理想の住まいを手に入れるために資金計画を明確にし、比較検討を怠らないようにしましょう。
以下では、注文住宅を建てようと考えている人に向けて、理想の家を買うためのポイントを紹介します。
2-1.将来のライフプランを踏まえて検討する
家を買う際は現状だけで判断せず、将来のライフプランに応じた選択を行いましょう。
特に、資金計画と生活スタイルの2点については入念に確認する必要があります。
資金計画を立てる際は、諸費用や固定資産税などを含めて、必要な費用を計算しておきます。新婚夫婦であれば、予定する子どもの人数や今後の世帯年収も考慮し、必要な設備を洗い出すことが大切です。
また、住宅ローンをいつ完済できるかによって、老後の負担が変わります。
老後でも無理のない返済が可能であるか、土地代や建物代を含めた借入金額が適正かきちんと確認しましょう。
2-2.住宅展示場で各メーカーを比較する
理想の家を建てるためには、自分にとって必要な条件を明確化する必要があります。
注文住宅を建ててからイメージと違うと後悔したくない場合は、自分の目で各ハウスメーカーの家を確認しましょう。
ハウスメーカーにより得意な構造や施工は異なるため、各ハウスメーカーの特徴を理解すれば、自分の希望に沿った家が建つ可能性は高くなります。
中京テレビハウジングの住宅展示場では、多様なハウスメーカーの家を比較することができます。
月2回土曜日に開催している「モデルハウス勝手に見学DAY」は、モデルハウスを自由に見られるイベントです。予約やアンケート記名は不要のため、気軽に見学することができます。もちろん、ハウスメーカーのスタッフによる詳しい説明を聞くことも可能です。
また、「モデルハウス弾丸ツアー」も一度にたくさんのモデルハウスを見学できるのでおすすめです。
注文住宅の購入を検討している人は、ぜひ参加してみてください。
まとめ
家を買う際は、中古住宅・新築分譲住宅・注文住宅など、購入する物件の種類によって段取りと費用が異なります。それぞれの住宅における購入費用と諸経費をあらかじめ確認しておきましょう。
理想の家を買うためには、現状だけで判断せず、ライフプランを踏まえたうえで慎重に選ぶことが大切です。
注文住宅を検討している場合は、中京テレビハウジングの住宅展示場で各ハウスメーカーの特徴や設備を比較し、自分の理想が叶うかどうかを見極めましょう。