一戸建てとマンションは何が違う?メリット・注意点も紹介!
2020.12.28
マイホームを購入することは決まっていても、一戸建てとマンションのどっちにするか、迷っている人は多いのではないでしょうか。
一戸建て購入か、もしくはマンション購入かを決めるためには、一戸建てとマンションの違いを詳しく知ることが大切です。物件購入は大きな費用がかかる買い物であるため、しっかり比較して後悔しない選択をしましょう。
本記事では、一戸建てとマンションの違いから、それぞれのメリット・注意点までを徹底解説します。
1.【表で解説】一戸建てとマンションの違い
下記は、一戸建てとマンションの違いについて、5つのポイントで比較した表です。
一戸建て | |
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所有形態 |
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広さや間取り |
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設備や採光 |
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生活音 |
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改装・増築 |
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マンション | |
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所有形態 |
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広さや間取り |
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設備や採光 |
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生活音 |
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改装・増築 |
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一戸建てとマンションの最も大きな違いは「所有形態」です。
マンションでは購入した部屋が購入者の専有部分であり、廊下や階段などは購入者全員の共用部分となります。対して一戸建ては、購入した建物・土地すべてが購入者の所有物です。
所有形態の違いは、一戸建てとマンションにおける他の違いや、居住スタイルにも少なからず影響を及ぼします。まずは自分の希望する居住スタイルを考えて、一戸建て・マンションのどっちが向いているかを考えてみましょう。
2.住むならどっち?一戸建てとマンションのメリットと注意点
一戸建てとマンションの違いを把握し、購入後の暮らしをイメージできたなら、より詳しい情報を調べましょう。一戸建て・マンションのどっちに住む場合でもメリットと注意点が存在するため、事前に知っておくことが大切です。
以下では、一戸建てとマンションのメリット・注意点について、それぞれ3つずつ紹介します。
2-1.一戸建てのメリット
一戸建てに住むメリットは、下記の3つが挙げられます。
- 騒音トラブルの発生が少ない
一戸建ては物件が独立しており、近所の住戸とは距離が空いているため、騒音トラブルが発生しにくいことが特徴です。夜間に家の中を歩いたり、テレビを点けていたりしても、マンションほど騒音のクレームは起こりにくい傾向があります。 - 駐車場代がかからない
駐車場付きの戸建てを購入するか、もしくは購入した土地に駐車スペースを設ければ、敷地内に駐車でき、駐車場代がかかりません。自家用車を所有している人は、引っ越し時に車庫証明の変更手続きが必要となるため、あらかじめ駐車スペースを決めておくことが大切です。 - 自由にリフォームができる
一戸建ては物件の所有権が自分にあるため、自由にリフォームできます。子ども部屋を作りたい、ウッドデッキを増築したいなど、希望する生活空間を作り出せることは一戸建てならではのメリットです。
物件全体を所有できる一戸建ては、自分の生活スタイルを崩したくない人におすすめです。
2-2.一戸建ての注意点
一戸建てに住む注意点は、下記の3つが挙げられます。
- 家を維持するための費用が発生する
住宅を購入すると定期的に外壁や屋根のメンテナンスが必要であり、維持管理費用が発生します。外壁塗装の頻度は10~15年に1回程度であるものの、100万円前後の修繕費がかかります。一戸建てを購入した場合は修繕計画を立て、費用を積み立てるようにしましょう。 - セキュリティは自己管理
近年の新築分譲マンションは、エントランスのオートロックなど、共用部のセキュリティが強化されています。
一戸建ては、居住スペースが公道に直接面しているケースも多く、安全性を重視する人はホームセキュリティに入るなど個別での対策が必要です。 - 共用施設がない
大規模マンションに見られるキッズルームやジム、コンビニなどの共用施設は、一戸建てにはありません。当該施設を利用したい場合には、外出する必要があります。
一戸建ては生活面の自由度が高い半面、物件を個人で所有していることによる負担が注意点となります。
2-3.マンションのメリット
マンションに住むメリットは、下記の3つが挙げられます。
- 立地に優れていることが多い
駅やスーパーの近くに建っていたり、幹線道路に面していたりするなど、生活面・交通面で優れた立地条件のマンションが多いことが特徴です。立地に優れたマンションは生活上の便がよく、仕事や買い物などの行き帰りをしやすいというメリットがあります。 - セキュリティ面に優れている
マンションは管理人や他世帯の居住者がいるため、不審者が自由に行動しにくいセキュリティ面の高さが特徴です。エントランスにオートロック扉を設置していることも多く、エレベーターに防犯カメラを設置しているところもあります。 - 共用部分の清掃や管理は管理会社に任せられる
共用部分であるマンションのエントランスや廊下・階段などは、居住者がわざわざ清掃する義務はありません。共用部の清掃や管理は管理会社に任せられるため、居住者は清掃のわずらわしさを感じずに生活できます。
マンションのメリットは、大きな建物を購入者全員で区分所有していることによって生じています。
2-4.マンションの注意点
マンションに住む注意点は、下記の3つが挙げられます。
- 管理費や修繕積立金がかかる
マンションを購入しても、月々の管理費や修繕積立金は発生します。それぞれの相場は、管理費・修繕積立金ともに5,000円~15,000円程度であり、合計すると1万~3万円が月々かかる計算です。マンションの購入を検討している人は、管理費と修繕積立金が月々いくらかかるかを必ず確認しておきましょう。 - 上下階とのトラブルが発生することがある
マンションで生活する際に注意すべきポイントが、上下階の居住者とのトラブルです。古いマンションは音が響きやすい構造のところもあり、上階の足音が大きく響いたり、テレビの音が下階まで届いたりしてしまうケースがあります。 - 駐車場代がかかる
ほとんどの分譲マンションでは毎月駐車場代がかかります。(名古屋市内では1万〜2万円前後)
また、駐車台数が一世帯につき一台までとされている物件も多く、注意が必要です。
このように、マンションにおける注意点の多くは、建物全体を1人で所有しているわけではないことに起因しています。
3.実際にモデルハウスを見学することもおすすめ!
一戸建てとマンションのメリット・注意点を把握した上で、どっちがいいか決めきれない場合は、まずはモデルハウスを見学することもおすすめです。実際にモデルハウスを見学することで、求める住まいのイメージを固めやすくなるでしょう。
中京テレビハウジングでは、モデルハウスを効率よく気軽に見学できる、「モデルハウス弾丸ツアー」や「モデルハウス勝手に見学DAY」を開催しており、一戸建ての雰囲気を確かめることができます。
また、中京テレビハウジングが開催している「家づくり1年生勉強会」では、家の構造・構法やスケジュールなど、家づくりに必要な知識を詳しく学ぶことができます。
所要時間は30分程度と比較的に短く、スタッフに疑問点を尋ねたり相談したりもできるため、マイホームの購入を考えている人におすすめです。
一戸建てとマンションのどっちにするかで迷っている人、さまざまな家のカタチを見てから決めたい人は、ぜひ中京テレビハウジングのサービスをご利用ください。
まとめ
一戸建てとマンションの大きな違いは所有形態です。マンションは各戸の購入者が区分所有する一方、一戸建ては購入者が物件全体を所有します。
一戸建てとマンションで迷っている人は、所有形態の違いを把握して、それぞれのメリット・注意点を比較しましょう。
中京テレビハウジングでは「モデルハウス弾丸ツアー」や「モデルハウス勝手に見学DAY」を用意しており、ハウスメーカー各社のモデルハウスを短時間で見比べられます。マイホーム購入を検討している人は、中京テレビハウジングのサービスを利用し、理想の家づくりを実現しましょう。